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ギャラクシーif編エピソード「四季の肖像」極星帝国

  • 4 日前
  • 読了時間: 2分

可能性の蕾が開いていくさまは美しい。 未来への希望と生命の脈動に満ち溢れるそれを愛でるのに何の制約が必要だろうか。いやしかし可能性の花を育てる土壌を創り上げるのには理路整然とした論理も不可欠だ。難しいものだな…。


執務用の通信魔導器は最近昼夜を問わず稼動を続け、情報の海を形作っていた。 未処理の書類が渦巻くその様子は時間と日常を際限なく喰らい尽くす濁流さながらだ。


「どうした事ですシルマリル殿。この状況は。」


「エイラですか。今は手を空ける余裕は無いので後にしてくれませんか?」


いつもの楚々とした佇まいからは想像できない応対に戸惑いを感じたエイラ・ロウは思わず手助けを申し出ようとしたが思いとどまった。その方が手間だろうからだ。


そこでエイラは気を取り直して自分の職務に立ち返る事にする。


「改めて十将軍筆頭のからの伝令がございます。魔導開発執務官「エルヴン・ユナイト」シルマリル殿。」


帝国軍統括のレイナの名前が出たことでシルマリルは手を止めて向き直る。


「アークトゥルス様からお達し…何の危急の事態かしら?」


「なんでも魔導でも呪法でもない、とんでもない規模の量の力を生み出す素材があちらの世界で発見されたとか。」 エイラは取り急ぎ要約して伝えることを伝えた。何時間も説明する時間は無いからだった。しかし、それを聞いてシルマリルの脳裏のピースは一気に集まり形を成した。


「そう、「それ」に対処しうるシンボリックな術式や武器を生み出せって事ですか…」 何段階もの思考工程をすっ飛ばした彼女の視界は未だ生まれてもいない未来をも捕捉していた

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